なんでネパール②
こんにちは!前回に引き続き、ゆうなが担当させて頂きます!
今回は、今私がネパールで何をやってるかについて。
2年ぶり、2度目のネパール。
期間は2週間半と、前回より少しだけ長いスティに。
メインの活動としては、①ディベンドラさんの活動(NGO団体)について学ぶこと、②スクールティーチング、この2つです。
①
前半はCESP(金銭的に学校へ行くことが難しい子供を持つ家庭のサポートを行っているプログラム)の子供達を支援しているシンガポールの方々に付いてまわり、彼らからどのような支援を行っているのか教わりました。
後半はChildren-BEEP(生徒たちへのごみの教育や、リサイクル商品作りを行っているプロジェクト)で働いている方々へのインタビュー、経営陣のミーティングへの参加、ハンディクラフト作りの手伝いを通して彼らの活動内容を学びました。
②
ディベンドラさんも私も一番力を入れたのがこのスクールティーチング。
2つの小中学校をまわり、全ての学年に日本のごみ処理方法、リサイクル技術についての授業をさせてもらいました。
主に3R、もったいない精神、ごみ処理施設などについて話し
ゴミを路上にぽいぽい捨てるのが当たり前のネパールでは、それが環境に悪いことだと知っていても、ポイ捨て禁止の看板が目の前にあっても、所構わず捨てます。
それが当たり前だからです。
するとどうでしょう?
子供達はポイ捨てが習慣化してしまった大人を見て育ちます。そして平気でゴミを道に捨てるようになります。小さい頃からやっている事だし、誰も気にしないので自分も気にしません。
小さい頃からの生活習慣って大人になっても変わらないですよね。
そして当たり前になってしまった習慣を変えるのはとても難しい。
だったら小さいうちにゴミをゴミ箱に捨てる習慣、分別する習慣を身につけさせれば良いのでは?そうすれば大人になってもポイ捨てをしなくなるのでは?道からゴミが減るのでは?
街からゴミが無くなれば観光客のかずが増えるかもしれません。しかもゴミをリサイクルできれば商品として売ることができます。ゴミがお金になるんです!
まさに一石二鳥。
彼のこんな思いからスクールティーチングは始まりました。
私自身も、政治、すなわち国を変えるには教育が一番重要だ、という自分なりのセオリーがあります。
なのでChildren-BEEPの活動は的を射ていると思うし、力になりたいとも思うように。
ネパールの子供たちが日本のリサイクル技術を知ることで、ゴミをビジネスに変えるチャンスがあることに気づいて欲しい。自分たちの生きる環境にもっと希望を持って欲しい。
そんな気持ちで子供達に授業をしました。
まだ自立してないひよっこが何を言っとるんじゃい!って感じですが、まだ学生だからこそ同じ目線で話せること、感じることがあると思います。
ディベンドラさんを支援している他の方々に比べたら微力でしかないですが、その微力でも子供たちの習慣を変えるきっかけの一部になれば、と思います。
長くなってしまいましたが、ネパールでの活動内容、少しは伝わりましたでしょうか!
この記事を読んだ方が、少しでもmeSANGAプロジェクトに興味を持ってくれればもう嬉しい限りです^ ^
以上、単身ネパール中のゆうなでした!
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