全力少年②

こんにちは!
前回の投稿から早1週間経ってしまいました。
今回は僕の親友W君とその後の話です。
W君の存在の大きさあまり、僕は転校することになります。
W君は韓国人の男の子、僕の師匠的存在でした。
まんがに例えるなら黒神めだかや浅野学秀などといった部類の人間で、僕はそれにくっつく善吉や浅野以外の五英傑的な立場でしょうか。
僕も小学校の頃は結構できる子だったんですが彼には全敗。
通ってたM校での生活はW君に追いつけ追い越せの精神で頑張ってました。
そんな僕らに転機が訪れるのは小4の時。
僕らの通うM校が小4から超スパルタ教育に変わります。
朝9時から夕方6時まで拘束され、夕飯を学校で取り、昼休みの遊びも許されず、体育の時間も1ヶ月に1回程。
そんな生活が1年ほど続いたところで、W君が転校を決意します。
編入試験を受けたのはその年に小学校の部が開校されたインターナショナルスクールK校。
僕はすぐさま彼の後を追い、編入。
小4から再スタートし、やっと大きな校庭でW君といっぱい遊べると思った矢先。
W君、別のインターナショナルスクールL校に転校。
後から聞けば、優秀な彼はK校の編入試験の結果、飛び級し6年生に入れられることに。それが嫌でL校を受験したそうです。が、そこでも飛び級で6年生。
じゃあこっち来てよ!
最初割と凹みましたが、転校したK校がまさにジャックポット!
校風を一言で言うと、『自由』!!!
授業は朝9時から昼3時。長期休み計4ヶ月。その間宿題一切なし。
ハリポタで言うところのグリフィンドールやスリザリンのように、学年の垣根を超えてチーム対抗で争うスポーツ大会が年4回、音楽祭が年1回。←まじで熱盛
ここは途上国ですかと思わせんばかりに、授業はスマートボードを使用、課題はパソコンで提出(小学生ですよ)。
朝礼はyoutubeで爆笑を誘い、毎年5月は変な格好大会を行い、先生が髪をボンバーにした挙句、洗濯バサミを髪の毛につけ、その上からハンガーを被り、パジャマで登校して授業するような学校。
勉強の良し悪しだけが価値基準にならない本当に生徒一人一人の個性を尊重し、それを伸ばしてあげれる環境を整えた素晴らしい学校でした。
対照的な2つの教育を小さいうちに経験できたのは本当に大きかった。
僕の何事にも遊び心をもって行動する性格はおそらくK校で形成されたのでしょう。
M校でもし僕が日本に帰国するまで骨を埋めてたら絶対堅物になってた。
転校してから親友W君とは疎遠になってしまいましたが、彼には本当に感謝しています。
今はまだmeSANGAプロジェクトはスタディツアーというような堅苦しい見出し付けていますが、真面目さの中に楽しさというより、楽しい中に真面目な部分を含める。
いっぱい学んだ!いい経験ができた!というより素直にまた行きたい!という気持ちが芽生える。
もっと気楽で、自由に、楽しく、だけど全力でネパールを浸透させていけるような団体へと変わっていけたらなと思います。
それではまた次回。
次回は皆が想像するようなネパールの様子に近い内容かもしれません。

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